文化財めぐり

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  • 「農学校のユニークな先生たち」

    令和5年度 トークショー  

    日  時 令和5年7月8日(土)

    実施会場 紀伊國屋書店札幌本店1階 インナーガーデン

    テーマ  「農学校のユニークな先生たち」 

    当協会の田山副理事長の開講挨拶に引続き山田雅也氏が農学校の先生たちを紹介。

    農学校のペンハロー

     明治5年に第一番中学校のウイルソンがボールをバットで打って見せ、翌年には東京の開拓使仮学校でベーツが試合を行った。明治10年は札幌農学校のペンハローが、ボールとバットを作って試合し、翌年の第1回遊戯会のときに野球を披露して話題を呼んだ。

    さて、国内初の運動会は、明治7年3月に海軍兵学寮が開催した競闘遊戯である。札幌農学校ではペンハローが発案し、明治11年5月25日に遊戯会を行った。第二期生の新渡戸稲造の書簡には「力芸」とある。これが普通学校で最初の運動会だと云い、袋飛びや芋拾いなど余興的で、住民参加の行事となって、子供らが『アテンション・ドン(ようい、ドン)』と云って道路を走り回ったとか。(講演の一部を抜粋)