1 文化財保護普及事業
(1)文化財保護功労者表彰
北海道の文化財保護に功労のあった個人・団体に「文化財保護功労賞」を贈って、その功績をたたえた。
- 期 日
- 平成25年10月31日(木)
- 会 場
- 赤れんが旧庁舎 2階 2号会議室
- 受賞者
- 1個人、3団体
- 個人
- 石狩市 田中 實 氏
- 団体
- 名寄SL排雪列車(キマロキ)保存会
利尻麒麟獅子舞う会
林家文書解読ボランティアの会
(2)子どもの文化財愛護活動推進事業
次代を担う児童生徒に対し、地域の文化財に直接触れる機会を提供し、身近な文化財への理解を深めさせるとともに、地域の生活文化の伝承や文化財を愛する心を育て文化財愛護活動の普及・啓発を図るため、地域と連携し「子どもの文化財愛護活動」事業を全道市町村で開催した。
(小樽市)
- 期 日
- 平成25年6月28日(金)
- 会 場
- 小樽手宮西小学校
- 参加者
- 23名
- 内 容
- 文化財保護と活用(講和)北海道文化財保護協会 事務局長 高久忠明
勾玉作り 北海道埋蔵文化財センター主査 倉橋直孝
(豊浦町)
- 期 日
- 平成25年7月16日(火)
- 会 場
- 礼文華文学碑公園
- 参加者
- 106名
- 内 容
- 国指定名勝 カムイチャシにおいて小学生(5・6年生、中学1年生)を対象にカムイチャシ及び礼文華海岸海浜植物の観察等の事業を実施
(札幌市)
- 期 日
- 平成25年8月4日(日)
- 会 場
- 植物園・かでる会議室
- 参加者
- 14名
- 内 容
- 文化財を活かした絵手紙教室
(札幌市)
- 期 日
- 平成26年3月28日(金)
- 会 場
- 札幌市三角山小学校
- 参加者
- 11名
- 内 容
- 文化財を活かした絵手紙教室
(3)広報紙「文化情報」の発行
337号~342号(5月から3月)まで発行
- 発行部数
- 1,600部
- 配布先
- 会員、各教育委員会、教育関係機関、道内高等学校等
(4)機関誌「北海道の文化」の発行
機関誌「北海道の文化」を発行し、関係機関に配布する。 86号(平成26年3月)年1回 1,200部を発刊。
- 配布先
- 会員、各教育委員会、教育関係機関、道内高等学校等
(5)文化財めぐり
ア)一回目(半日)
平成25年度通常総会にあわせて、小樽市内の文化財をめぐる研修視察を実施した。
- 期 日
- 平成25年6月8日(土)12:00から
- 視察先
- 海陽亭、みなと資料館、小樽総合博物館、旧日本郵船小樽支店などを見学。
- 参加人員
- 49名
イ)二回目(1泊2日)
伊達・室蘭・苫小牧方面を中心に周辺地域の文化財をめぐる研修視察を実施。
- 期 日
- 平成25年7月27日(土)~28日(日)
- 視察先
- 伊達北黄金貝塚、室蘭駅旧駅舎、モロラン陣屋跡、苫小牧市博物館他。
- 募集人員
- 40名(予定)
※人数が確保出来ず中止
ウ)三回目(日帰り)
赤平・芦別・滝川・浦臼を中心とした文化財をめぐる研修視察を実施する。
- 期 日
- 平成25年8月31日(土)
- 視察先
- 赤平小学校(炭鉱資料室)、星の降る里百年記念館(与謝野晶子・寛の資料)、滝川自然史美術館、浦臼町郷土資料館
- 参加人員
- 22名
エ)四回目(道外3泊4日)
北東北の縄文遺跡群等をめぐる旅
- 期 日
- 平成25年9月9日(月)~12日(木)
- 視察先
- 三内丸山遺跡、亀ヶ岡石器時代遺跡、大湯環状列石、十三湊遺跡、尾去沢銅山、太宰治斜陽館、中尊寺、毛越寺
- 参加人員
- 24名
(6)文化財講演会
第一回
- 期 日
- 平成25年9月27日(金)14時~16時
- 会 場
- 札幌市 かでる2・7ビル
- 講 師
- 前北星学園教授 阿部 敏夫 氏
- 講演内容
- 「新島襄・八重ご夫妻と交流のあった北海道の人達」
- 参加人員
- 75名
第二回
- 期 日
- 平成26年2月5日(水)
- 会 場
- 札幌市 かでる2・7ビル
- 講 師
- 北海学園監事 原 一夫 氏
- 講演内容
- 「敗者からの日本史」
- 参加人員
- 97名
(7)文化財講演・交流会
第一回
- 期 日
- 平成25年7月22日(月)
- 会 場
- 札幌市 ビール園ビール博物館
- 講 師
- 北海道職業能力開発大学校 建築史家 駒木 定正 氏
- 講演内容
- 「赤れんが庁舎と平井晴二郎」
- 参加人員
- 講演90名 交流会78名
第二回
- 期 日
- 平成25年11月18日
- 会 場
- 札幌市 ビール園ビール博物館
- 講 師
- 札幌市文化財保護指導員 田山 修三氏
- 講演内容
- 「5円玉と東京オリンピックから学ぶ歌で綴る札幌の文化財」
- 参加人員
- 講演77名 交流会69名
(8)文化財を生かした絵手紙講座
イ)親子で札幌市内の文化財めぐりを行い、その後見学箇所等を参考にした絵手紙講習を夏休みを中心に2回実施する。
- 期日一回目
- 平成25年8月4日(土) 10時~15時
- 期日二回目
- 平成25年8月10日(土) 10時~15時
- 会 場
- 北大植物園、がてる2・7ビル
- 募集人員
- 25組50人(予定)
- 参加費
- 無料
1回目実施 子ども文化財愛護活動推進で実施 ※2回目は募集人数が確保出来ず中止
ロ)大人を対象にして、文化財等の学習会を行い、それを題材にした絵手紙講習会を行う。
- 期 日
- 平成25年10月(未定) 13時~15時
- 会 場
- かでる2・7ビル
- 参加人員
- 50人(予定)
※日程等調整できず中止
(9)関係団体が実施する事業の後援
- 北海道高等学校文化連盟第48回全道高等学校郷土研究発表大会後援(期日 平成25年11月20日~22日 会場 北広島市芸術文化ホール)
- (財)日本民謡協会民謡民舞北海道道央連合大会後援(期日 平成25年11月2日~3日 会場 札幌共催ホール)
(10)インターネットを活用した情報提供事業
ホームページを充実して文化財保護に関する資料や情報などを迅速に提供して、地域の様々な活動を支援していくため、情報の拠点としての体制を整備していく。 ※平成26年度4月を目途にリニューアルしたHPの公開予定。
2 組織の充実
- 組織の拡充・強化(個人、団体、賛助会員の獲得)
- 事業の見直し、改善と新規事業の開発等に取り組む
3 会議の開催
(1)通常総会
- 期 日
- 平成25年6月8日(土)10:00から
- 会 場
- 小樽市民会館
- 参加人数
- 56名
(2)役員会
第1回役員会
- 期 日
- 平成25年4月24日(水) 13:30から
- 会 場
- かでる2・7 9階940号会議室
- 議 題
- ・平成24年度事業報告並びに収支決算報告
・平成24年度監査報告
・平成25年度事業計画(案)及び収支予算(案)
・役員改選について
第2回役員会
- 期 日
- 平成25年6月25日(水) 14:00から
- 会 場
- かでる2・7 9階 920号会議室
- 議 題
- 常任理事の決定、役員の任務分担、今後の予定している事業について
ホームページの作成、パンフレットの作成ほか
第3回役員会
- 期 日
- 平成25年10月4日(月) 14:00から
- 会 場
- かでる2・7 10階1050研修室
- 議 題
- 北海道文化財保護功労者表彰、平成25年度事業の進捗状況、平成26年度総会の開催地、平成26年度事業の方向性等。
(3)常任理事会
- 期 日
- 平成26年3月13日(木)
- 会 場
- かでる2・7 8階 教材製作室
- 議 題
- 平成25年度事業報告、平成25年度決算見込
平成26年度事業計画(案)、平成26年度収支予算(案)
(4)編集委員会及び旅行企画委員会
現在まで15回(平成26年2月28日)開催。
(5)活性化委員会
必要に応じて開催(※今年度は0回)
(6)その他
三団体共同による事業について
北海道文化財保護協会、北海道建築士会、非営利団体歴史的地域資産研究機構の三団体は次の事業等を実施するため、1月10日付けで北海道文化遺産活用活性化実行委員会を組織し、平成26年度文化芸術振興費補助金「文化遺産を活かした地域活性化事業」の交付要望書を北海道教育委員会を経由し、文化庁に提出した。
実施事業(予定)
- 地域性を考慮したヘリテージマネージャー等の育成のための制度設計及び認定試験の実施
- 歴史的地域資産の保存活用の検討と推進のための普及啓発事業
- 歴史的地域資産の現況及び将来資産の調査
実行委員会名
委員長
非営利団体歴史的地域資産研究機構代表 角 幸博氏
副委員長
建築士会函館支部長 山内一男氏
事務局長
北海道文化財保護協会事務局長 高久忠明氏