新琴似屯田兵中隊本部保存会
昭和49年から現在まで永きに渡り、札幌市指定の有形文化財である、新琴似屯田兵中隊本部の運営管理を並びに建物内部や敷地内の清掃を日常的に行い、施設の美観と景観向上に努めている。
近隣の学校の授業を行うための団体の受け入れや、新琴似屯田兵中隊本部の概要の説明を行い、地元の新聞等に新琴似屯田兵中隊本部の情報提供を通して文化財の普及振興を行っている。
非営利活動法人増毛山道の会
非営利活動法人増毛山道の会増毛山道の会は、増毛山道の存在を後世に伝えることを目的に設立され、増毛山道のルートや水準点などの遺稿の調査を実施し成果を出している。
また、山道を覆うクマザサを刈り難路で知られたルートの探索と開削を続け、平成28年には延長約32km全線の確認を果たしている。
その成果をパネル、講演会を通して文化財保護思想の普及啓発に大きな役割を果たしている。
姥神大神宮祭典協賛実行委員会
平成8年設立から現在まで、江戸時代から行われている姥神大神宮の祭典の運営を執り行っている実行委員会である。
この間伝承会(勉強会)を毎年実施して祭礼の歴史学習や、祭囃子コンクールやフォトコンテスト等を通して文化財の保存保護の普及啓発に努めている。
平成13年には、姥神大神宮渡御祭が北海道遺産に選定、平成28年には、町指定無形民俗文化財に指定された。
平成29年4月には「江差の5月は江戸にもない-ニシン繁栄が息づく町-」というストーリーが日本遺産に認定されている。
紋別沖揚音頭保存会
紋別沖揚音頭は、戦前の道南の鰊場から今野芳太郎が移り住んで歌われるようになったと伝わる。
昭和47年に正式に「紋別沖揚音頭保存会」が発足し、昭和52年には、紋別漁業協同組合、漁協婦人部と青年部が加わって再編され現在に至っている。
昭和47年の発足時には、紋別市市民会館のこけらおとしで公演依頼、記念行事や紋別流氷まつりでの公演を毎年おこなっている。
歴史ある冬祭りを通して、歴史的地域資産の活用として地域振興にも貢献している。